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患者との密接なコミュニケーション機能が必要であると考えられる。つまり、「かかりつけ医」を中心として、他の医療機関及び医師や患者との情報ネットワークを結び、連携を強化することにより「かかりつけ医」機能の強化を支援することが可能であると考えられる。

●患者の大病院志向の緩和

「かかりつけ医」機能の強化が行われることにより、患者が初期の医療サービスを、今までの大病院から「かかりつけ医」で受診するという新しい患者の流れを生み出す。

患者の大病院志向の問題点とは、本来大病院でなければ行えないわけではない初期の医療サービスを患者が大病院で受診してしまい、大病院が専門とする高度医療サービスに費やす時間を減らしてしまうところにある。この新しい流れは、患者の大病院志向の緩和を促進させるのみならず、大病院が高度医療サービスに専念できる環境を作る効果をもつ。

 

<必要となるマルチメディアの機能>

「診断サービス」において必要となるマルチメディアの機能として、患者のX線写真等をかかりつけ医が紹介先の病院に伝送したり、かかりつけ医と患者との画面を通した会話が必要であるため「画像及び音声情報の送受信」が行われ、その情報については「リアルタイムの双方向通信」が「病院間、病院−診療所間ネットワーク」を介して行われることが必要となると考えられる。また、患者のX線写真データ等も伝送されることから、「高精細なデータの通信」も必要となる。

これらの機能を実現するマルチメディアを活用した情報システムの構成要素としては、ISDN、専用線等を利用し病院間、病院−診療所間ネットワークを結び、ISDN、CATV等を利用し診療所−患者間ネットワークを結んだ「高速通信ネットワークシステム」があげられる。

 

 

 

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